いつから…

2005年7月31日
こんなんになってしまったのかなぁ・・・

私をこの世に送り出すのと同時に
お母さんはいなくなった。

小さな命を守るために
自分の命を犠牲にした。

その事実を知ったときは
自分を責めてばかりいたけど、
自分の命をかけてまで守ってくれたこの命は
何としてでも守り抜いていかなければいけない。と
小さいながらに心に誓った。

お父さんは男手ひとりで私を育ててくれた。
どんなに仕事が忙しくても私に寂しい思いをさせないように
がんばってくれている姿は心にしみた。
見た目はお世辞にもかっこいいとは言えないが、
私にとっては自慢のお父さん。

でも、女の私としては成長期を迎えどんどん変化していく
自分の体のことについて誰にも相談できなかったのが辛かった。
こんなときお母さんがいたらなぁ・・・と思った日もたくさんあった。

小学校の時はお母さんがいないことが理由でいじめられていた。
「泣いたら負けだ」と思ってから絶対にこいつらの前では泣かないと、どんなにいじめられても平気なふりをしていた。

お弁当の日、お父さんが一生懸命作ったごはんは、
卵焼きとウインナーと梅干ごはんだけだった。
それでもよかったのに、「なんだこの弁当。まずそー」と言われたことが
とても嫌で、その子を叩いてしまった。
その現場だけを担任が見つけ、親がよばれ謝らなければいけなかった。

お弁当をバカにされたから…という理由はお父さんには言えなかった。

その夜お父さんから言われた言葉。
「辛いなら辛いと言え。嫌なことがあったら我慢しないで俺に言え。悪いことをしたら黙ってないでちゃんと言え。頭ごなしに怒ったりしないから」

その言葉だけが理由ではないけど、そのころから私がお父さんを幸せにしてやろうと思い始めた。

お父さんの前だけでは素直になれる。
自分のことをわかってくれる人がいることを知って安心した。
普通の家庭では当たり前なことが、私たちはすごく時間がかかって分り合えた。

それでも学校では誰も私を受け入れてくれなくて、
他人にはどんなに自分をさらけだしても受け入れてもらえないんだと知った。

多分それから。


中学校ではお父さんの元を離れて遠い中学校に通った。
寮の友達も学校の友達も小学校の頃の私を知らない。
だから周りに受け入れてもらえるように自分の意見を言わずに
周りの意見に同意し、嫌われないように嫌われないように…と毎日を過ごした。

私の周りにはいつも誰かいてくれたし、
りんかと友達になれて嬉しい〜と言ってくれる子もいたし
すごく楽しかった。

こんな楽しい生活が続けられるなら偽りの自分を演じるのも悪くないな…と思った。

そのときからいまだに自分をさらけ出すのが怖い。

**LUNAさん
お気に入り登録ありがとうございます。
私のような感覚の人はきっとなかなかいないと思います。
みんなちゃんと殻を破って、正直な自分で友達付き合いをしている人がほとんどですよね…。
でも、ここに自分の気持ちをぶつけて少しでも本当の自分を見つけられたらいいな…と思っています。
これからLUNAさんの日記も読ませていただきますね。
よろしくお願いします。

**奈緒さん
お気に入り登録ありがとうございます。
こんな日記を登録してくれるなんて…。
これから奈緒さんの日記も読ませていただきます。
よろしくお願いします。

**ミライさん
メッセージありがとうございました。
なんかとっても嬉しかったです。
ここで自分の思うことをぶつけていって
その私の思うことを理解してくれる人がいれば今、私の周りにいてくれる友達にも
本当の私が出せるような気がしています。。。
なんとなくですが…。
なので、ミライさんの言葉はとても嬉しかったです。
これからも見守っていてくださいね☆

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索