涙、涙のクリスマス

2005年12月28日
私にとって、最高のクリスマスを智くんはプレゼントしてくれました。


智くんの仕事は年末年始が大忙しで、クリスマスは仕事でした。
その事実を告げられた日。

仕事だから仕方ないよ。と強がって、笑っていた。
みんながみんな、クリスマスを恋人と過ごせるわけじゃない。
サンタの格好したピザ屋さんだって、
サンタの格好してるケーキ屋さんだって、
家族がいたり、恋人がいたりするはずだ。

それでも、世間のみんなを幸せにするため、
頑張っている。

寂しいのは私だけじゃない。

そう、自分に言い聞かせようとしていた。



一足早く、私たちはクリスマスのお祝いをした。
プレゼントの交換をして、幸せな時間を過ごした。
それで、私たちのクリスマスは終わったと思っていた。

イヴの日。

彼氏のいない女友達と飲み会。
それはそれですごく楽しかった。

私も智くんのおかげで友達の前でも素を見せれるようになってきたし。

ほろ酔い気分で家に帰ろうと駅から家まで歩いていたら。
見覚えのある車が家の前に。


中をのぞくと、サンタさんが乗ってた。


運転席をこんこんと叩くと、サンタさんは何やらカードをくれました。
受け取ると同時に、手を振ってそのまま帰っていきました。


…え?何??


メッセージカードには…

「こんなにも人を大切に想い、こんなにも人を守りたいと思い、
 こんなにも生まれたことを感謝し、こんなにも出会えたことを感謝したのは、
 あなたが初めてです。   この想いがずっと永遠に続くことを、祈り続ける。 あなたがいたから、僕はこんなにも幸せでいられる。  ありがとう。  そして、、、。
 ボクは大声で言いたい。君のお母さんに。
 生んでくれてありがとう、と。 」

と、書かれていた。


泣けた。


智くんの気持ち、嬉しかったし、
お母さんのことも。
この人に私の真実を伝えてよかったと心から思えた瞬間だった。


いい加減寒くなって、部屋に帰ったら
智くんがやってきた。
もう、サンタの格好はしていなかった。

「思ったより仕事が早く終わったんだ。」と家に来てくれた。

泣いてる私に、また追い討ちをかけるように。
プロポーズされました。。。


返事はまだしてません。
気持ちはすごく嬉しいし、結婚したい気はやまやまだけど、
まだ正直気持ちの整理がつかなくて。


私が結婚の意志を固める前に、一度お父さんに会ってほしいと思った。


私の選んだ人だったら、賛成してくれるのだろうけど
やっぱり一番にお父さんに祝福してもらいたいから。
私が気持ちを固める前に、会ってほしいと思っていたのです。


29日。智くんと一緒に、私の実家に帰ります。
さて、お父さんはどんな反応をするのかな。


私のほうこそ、幸せをたくさんありがとう。智くん。

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